JA系 中古車輌カスタムをご検討中のお客様へ

当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

弊社は2012年よりジムニーカスタム専門店として営業を開始し、JA22とJA11をメインとしたカスタム製作業務を行ってまいりました。

営業開始時点で既にJA22とJA11はメーカーが生産を終了しており、JA22は1998年に終了、JA11は1995年に終了ですので、この時点でおよそ20年前の車輌を取り扱っておりました。

それからさらに10年以上が経過した2024年現在、30年を経過したベース車輛は、開店当時に比べてどんどんと数が減り、状態の良い個体が手に入りづらい状態となっています。

弊社では、その数少ないベース車輛の中からできるだけカスタム製作に耐えうる車輌を選んで製作を行っております。

弊社ホームページ内でも記載をしておりますが、古い車種の部品は高騰あるいは入手が困難となり、またベース車の状態も悪化しているため修理、整備箇所は増える一方。安心して乗れる車に仕上げようとすると、新車の購入価格をはるかに上回る金額が発生してしまいます。

製作していく中で想定外の不具合が発生することも多く、とても時間が掛かります。

ただ、30年前の個体をどんなに時間とお金をかけて丁寧に作業を行ったとしても、全てが新品になる訳ではありません。予算によって手を入れる箇所、入れない箇所もあるでしょう。廃版で入手できない部品もありますし、手を入れない箇所、交換しない部品はオリジナルのままです。新車にはなりません。

こういった事情からほとんどのジムニーショップ様が、お客様とのトラブルを避ける為にも JA11やJA22以前のカスタムやレストア製作を打ち切る方向となっており、弊社としましても同様に旧型カスタムの打ち切りを予定しておりましたが、旧型（特にJA11）に対してはいまだに根強いファンの方々が大勢いらっしゃることを考慮し、他店が旧型のお取り扱いを打ち切ったとしても、こちらでできるだけのサポートをさせていただこうという思いで、旧型のジムニーカスタム製作を続けている次第でございます。

さらに古いジムニーのレストア製作においても、大切なご親族様の形見として承ることも多く、かなりの手間暇がかかる工程や、既に手に入らない部品の手作業での製作作業であっても、スタッフ一同心を込めてご対応をさせていただいております。

「昔JA11ジムニーに乗っていた。」

という方も多いですが、今は当時とでは状況が全く違います。

旧車　クラシックであることに理解がある方でしたら旧型も良いかと思いますが、よほどの理由が無い限り、弊社といたしましても新型ジムニーをお勧めしております。

以上の点をご理解していただいた上で、旧型ジムニーのカスタム製作をご検討いただけたら幸いでございます。